リスケジュールを成功させるコツ 横浜資金調達サポートセンター

2019年3月21日

リスケジュールとは、金融機関への借入金返済が苦しくなった際、現状と今後の見通しをもとに経営者と金融機関が相談の上で「返済可能なスケジュール」を立てて、返済期間や毎月の返済金額を一定期間変更することをいいます。平成21年には、中小企業金融円滑化法が制定され、中小企業がリスケジュールの申込みを行なった場合、金融機関ができるだけ柔軟に対応するよう努力義務が定められました。同法は平成25年に期限を迎えましたが、金融庁は「金融機関が引き続き円滑な資金供給や貸付条件の変更等に努めるべきということは、今後も何ら変わりません」としています。つまりリスケジュールは、国がお墨付きを与えた資金繰りの手段である、とも言えます。ただし注意するべきは、リスケジュールの申し込みは一発勝負である、という点です。仮に金融機関側が「これはリスケジュールが必要なほど切迫してはいない」あるいは「リスケジュールをしても返済のめどは立たない」などと考えて交渉が破綻した場合、その後で異なる内容の説明をしても金融機関には通用しません。「前言を翻すとは、ずいぶん信頼性に欠けた事業計画だ」と思われるだけで、リスケどころか回収に入られる可能性さえあります。

金融機関を確実に説得できるリスケジュールの交渉術とは、どのようなものでしょうか。1.自力でできるだけの資金繰りをしておく。2.完璧な資料を作成する。3.返済条件などをあらかじめ想定しておく。4.複数借入がある場合は、平等性を意識する。5.自らの経営責任を認める。これら全ての項目について誠意をもって実行すれば、交渉はほぼ成功するでしょう。

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Posted by 黒澤