リースの活用 横浜資金調達サポートセンター

2019年3月21日

リースという方法を用いて現金を残し、手元の流動性を確保するという資金調達の方法です。製造業や、固定資産を多く保有するビジネスモデルを営んでいる中小企業の場合、無理に現金を投資し、あるいは銀行借り入ればかりを増やし続けているということはないでしょうか。一般に、換金性の高い資産を多く保有し、あるいは調達する場合は、銀行借り入れの利息よりもリースの利率のほうが、諸条件を考慮に入れると有利になる場合があります。もちろん、手元の現金を一切使う必要はありません。なおリース契約とは、自社が必要な動産をリース会社に調達してもらい、その動産のリースを受けることで、毎月の賃料を支払おうとするものです。一般にはカーリースなどのように、需要の多い動産で商品化されている事が多い手法だが、メインバンクなどに相談すると、系列のリース会社の紹介を受けられることがあります。そして車だけに限らず、自社が調達しようとする動産を審査した上で、所定の利率で交渉の末に、リース契約を結ぶことになります。このリース契約の便利なところは、銀行借り入れではまともに借りることができなくても、リースであれば調達が可能になるというケースも有るということです。なぜならリースの場合、リース会社は最初から、貸付の担保となる動産を自社で抑えていることになります。万が一、貸付先の会社が飛んだとしても、流動性の高い資産であればはじめから、どの程度の回収金額が見込めるかの計算が立ちます。そのため、リスクを限定してお金の貸付ができるということです。借り手からしても、銀行からお金を借りて動産を調達し、銀行に借入金を返済するのも、リース会社が調達した動産に賃料を払い続けるのも、大した違いはありません。なおかつ、与信不足でもリースであれば通ることもあり、また動産の種類によっては、銀行借り入れよりも総合的にみて、有利なコスト負担になることもあるので、ぜひ知っておいて欲しい資金調達の方法です。但し、一般にリースで表記される利率と銀行借り入れの際に示される貸出金利は見方が異なるので、表向きの金利だけを見比べても調達コストの比較にはなりません。この点は注意してください。ここで覚えておいて欲しいことは、「自由度の高いお金を手元に残す」ことこそ資金調達である、という考え方に基づいて、できる限り現預金を手元に残し、そのためのコストを負担するという考え方の実践例です。そのため、リースによる動産の調達は、まとまった一時金の支出を避ける上で必要なコストと割り切り、ぜひ選択肢の中に入れて覚えておいてください。

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Posted by 黒澤